戦うメイドさん-最終兵器メイドさん-
「景吾さま、起きてください」
「・・・・・・・・」
「おぼっちゃま〜」
「・・・・・・・・」
「景吾おぼっちゃまー!!!!」
「・・・・・・・・・」
「サイレントトリプルアタァアアック!!!」
どごおっ!!
「っ・・・!!てっめぇ・・・!なにしやがる!!」
「おぼっちゃまがなかなか起きないからでございますわよー さぁ起きろー」
「てめっ・・・それが主人に対する態度かよ」
「奥様と旦那様はそれで良いって言ってくださるもんねー」
「・・・(クソ両親どもめ)」
「さて、さっさと起きて着替えてちょうだい 朝ごはん出来てるでございますわよ」
「・・・・・・ちっ わかってんだよ」
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
「・・・着替える。」
「うん、わかってますよ」
「・・・・・・・」
「・・・・・・・」
「・・・いや、出てけよ。何居座ってんだ」
「やーねぇ男のくせにさー それともあたしの事意識し「違ぇよ」・・・じゃぁ良いじゃん さっさと着換えてよ」
「いや、おまえがいるのは良いんだよ。どうでも良い。けどな、その手に持ってるカメラはなんだよ。お前また俺の写真売る気だろ!」
「・・・気のせいよ」
「ンなわけねぇだろ!さっさと出てけ!!」
バタンッ
・・・締め出された。
跡部家で働くこと3年。
こんな朝のやりとりはもう日課となっている。不本意だけど。
「おはよう、ちゃん」
「あ、おはようございます奥様」
「朝から元気ねー 私の部屋までしっかり聞こえてたわよ」
「あはは・・・すいません」
「ふふ、良いのよ。景吾もちゃんの前ではあんなに生き生きしてることだし、ちゃんが景吾の世話係としてちゃんとできてる証拠よ」
この方は跡部家のママ。
顔はそっくりなのに性格はぜんっぜん違くてすごく優しくて良い人。そして、旦那様(跡部パパの事ね)と共にあたしの恩人なのだ。
「ところで、ちゃん」
「はい?」
「着替えなくても良いの?ちゃんも学校でしょ?」
「・・・・・・あ。」
「おっせぇよ、ばか」
「すいませんねートロくて!」
「全くだ」
「キー!!!」
色々とありますが、は今日も元気に跡部家にお仕えしております