「!タオル!」
「はい!」
「マネージャー!ドリンクは?」
「はいどーぞ!」
「、救急箱持ってきてくんね?」
「ほらよっ!」
「、お手!」
「はい!」
・・・ん?
「・・・部長?」
「はは、ごめんね なんか文句言いながらも一生懸命やってくれてるから面白くて」
「・・よくわかんないんですけど」
「幸村!次お前の番だぜ、球出し」
「わかった じゃ、がんばってね」
そう言って部長はコートへ向かった
昨日、結局入部という形になってしまった俺は、昨日のうちに基本的な物の位置は覚えてしまって今日から本格的にマネージャーとしての仕事を始めた。
今日になって「やっぱりやめます」なんてわがままを言わない俺はなんて偉いんだ、と誰も褒めてくれないので自分でほめておこう
まぁいいか 人の世話を焼くのはなんだかんだ言って結構向いてる気がしないこともないし。
「あーつっかれた〜!」
「お疲れ赤也 ほい水。」
「さんきゅ なんかおまえ意外とちゃんとやってんだな」
「ん?何が?」
「マネージャー。すげー適当にやりそーって思ってた」
「何それ、どんなイメージ持たれてんだよ俺」
ていうか、そう思ってたならマネージャーに勧誘すんなよ・・・そう言いかけてやめた
単に雑用係がほしかったんだろう。こいつ的には。
「お前が自分で言ったんじゃん 適当にやってたって」
「まーそうだけど一応引き受けたからにはちゃんとするよ
何かあとでマネージャーなんていてもいなくても一緒だったなーってなると悔しいしさ」
「負けず嫌いか」
「否定はしない」
「いや、でも実際よくやってると思うよ」
「「うぉ?!」」
振り返ると、ニコニコ顔の部長と、レギュラー御一行様。
相変わらずチンピラ集団のようだ。
「確かに練習しやすくなったと思うぜ 言う前になんでも用意しといてくれるし」
「おー 仕事速いしな」
と、丸井先輩アンド仁王先輩。
「・・・どーも」
「お、照れてる?」
「うっせ」
まぁ褒められて悪い気はしないけども。
「で、どーよ 実際マネやってみて」
「どーもこうも・・・あ、200人よかだいぶマシですけどね」
あれはホンットにきつかった・・・。
ドリンク一つ作るのだって果てしない作業だったもんな。
・・・改めて俺よく毎日やってたな・・・一人で・・・まぁ無理やり手伝わせたりしてたけど。主にメガネに。
着替えを終えて、さー帰ろうと部室を出ようとしたとき
「なぁ、今からの歓迎会ってことでどっか行こーぜ!」
トマト頭が余計な発言をしてくださった
「いいっすねー!行きましょう!」
「うむ、いいだろう」
「そうですね。くんにも早くここになじんでほしいですし」
え、なに?本人無視で話進んでるんだけど・・・
俺的に慣れない場所でがんばったから疲れたし早く帰りたいんですけど?
「あの・・・せっかくなんですが 「行くよね?」 いいいいい行きます行きます!全力で行きますとも!!」
部長笑顔なのにすごい怖い!寒い!なにこれ?!魔界の空気召喚?!
「決まりだな!」
「どこ行きますー?」
「んー・・・ここは主役に決めてもらおうや 、どこ行きたい?」
と、仁王先輩。
「・・・敢えて言うなら帰りたいんですけど」
「えーなんだよそれー?・・・あ、俺いいこと考えた!」
「何だよ赤也」
言ってみろぃ、と丸井先輩が赤也に聞く。・・・・なんかやな予感。
「の家行けば良いじゃん!!」
切原くん、君は余計な事しか言えないんですか?
「え、ちょっそれは・・・」
「おーいいじゃん!赤也にしては上出来」
「俺にしてはって何すか」
「そうだね。楽しそうだし」
「いいデータが取れそうだ」
(こういうときだけ)一致団結、立海テニス部
勘弁してください、本当。
このあとどうなったかというと。
レギュラー全員で引っ越したての綺麗なうちに押し掛けてきて、
詐欺師と部長は魔王対決、
トマトは冷蔵庫のものを片っ端から食う、
ジャッカルは遠吠え、
赤也は無我の境地、
紳士はゴルフ、
データマンは風呂に入る、
副部長は刀で素振りを始め、俺の部屋は悪の巣窟のようなことになった。
うん、なんていうか・・・お前ら。
覚えてろよ。
データマンが地味に一番変だと思う。風呂・・・?
盛り上げ場所がないからこんなしょぼこいのか・・・反省。
まぁ、家描写を書けよおい、という、ね。やつらみんなして動くからまとまんないんだもん!そこをまとめてこそよねそうよね・・・精進します